元ユヴェントスGMマロッタ氏の新天地は宿敵インテルに？近日中に就任決定か

新会長が決まったばかりのインテルは、ライバルクラブを退団した敏腕GMとの契約を間もなく締結することになる。

元ユヴェントスGMのジュゼッペ・マロッタ氏が、近日中にインテルの要職に就くことになるようだ。『Goal』の取材で明らかになった。

2010年にユヴェントスGMに就任したマロッタ氏。この間、セリエA7連覇や2度のチャンピオンズリーグファイナル進出を果たすなどクラブの黄金期を支え、さらにアントニオ・コンテ監督やマッシミリアーノ・アッレグリ監督を招聘し、今夏にはレアル・マドリーからクリスティアーノ・ロナウドを獲得するなど多くの功績を残した。しかし、10月25日に満了を迎える契約を更新しないことを9月に発表し、惜しまれながら先日クラブから去っている。

そして、フリーとなったマロッタ氏の新天地として浮上したのがライバルであるインテル。現在、同クラブのCEOを務めるアレッサンドロ・アントネッロ氏は、クラブの経営面に重きを置いており、肩書は現段階で明らかになっていないもののスポーツ面の管理をマロッタ氏に一存することになるようだ。

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なお、スポーティングディレクターを求めるマンチェスター・ユナイテッドもユヴェントスから退団したマロッタ氏の招聘を目指していたと報じられていたが、交渉は上手くいかず、マンチェスター・Uの願いは実らなかったようだ。

また、インテルは26歳のスティーヴン・チャン氏がクラブ史上最年少の会長に就任することを発表している。