元バルサのリヴァウド氏が“メッシやロナウドに近い存在”サラー獲得を古巣に要求

レアルが狙うリヴァプールFWの獲得にバルサも動くべきだとOBが語った。

元バルセロナのリヴァウド氏は、古巣にリヴァプールのモハメド・サラーの引き抜きを求めた。

昨夏、ローマからリヴァプールに移籍して以降、サラーはチームをチャンピオンズリーグ決勝に導き、自身も全公式戦で44ゴールを挙げるなど活躍。PFAやFWAの年間最優秀選手賞、リーグ得点王に輝くなどセンセーショナルなシーズンを送った同選手に対してレアル・マドリーをはじめビッグクラブが熱視線を注ぐ。

今ではバロンドールの有力候補にも推されるサラーに関して、1999年に同賞を手にしたリヴァウド氏はイギリス『エクスプレス・スポーツ』で古巣バルセロナがイングランドのフットボール界で獲得すべき選手について問われ「プレミアリーグから？だったらサラーだ。彼は最高で、試合の行方を左右できる選手だ」と話した。

また、世界最高選手と謳われるレアル・マドリーのクリスティアーノ・ロナウドやバルセロナのリオネル・メッシとサラーの比較についてもリヴァウド氏はコメントした。

「彼はまだ彼らのポジションには達していないが、とても近くにいる。でも、2人がやって来たように彼はこれからもまだまだこの状態を続ける必要がある。彼が今シーズンだけではなく、他のシーズンや大会でもあのようにプレーできることを願っている」

「彼はクリスティアーノ・ロナウドやメッシがこの10年間やってきたことを続けなければならないが、彼らのすぐ後に続く存在だ。ただし、プレミアリーグはスペインリーグよりタフだから、彼は今後も多くの困難に直面するだろう」

去就について早くも騒ぎ立てられるサラーは、26日に行われるチャンピオンズリーグ決勝でロナウド擁するレアル・マドリーとの一戦を迎える。