元イングランド代表MFスティーブ・マクマナマン氏と同代表DFリオ・ファーディナンド氏が、チェルシーに所属するDFダビド・ルイスに対して辛口コメントを残した。イギリス『デイリー・メール』が伝えた。
チェルシーは24日、プレミアリーグ第13節でトッテナムとのアウェー戦に臨んだ。この試合、立ち上がりからトッテナムに押されたチェルシーは、8分にデレ・アリ、16分にはハリー・ケインにゴールを割られる。さらに後半、ソン・フンミンに見事な独走弾を許すと、オリヴィエ・ジルーが終盤に1点を返すのが精いっぱいで、1-3で敗戦。今季リーグ戦初黒星となった。
この試合、『BT Sport』で解説を務めたマクマナマン氏は、「今日のダビド・ルイスは守備ができていなかった。昔の彼に戻ってしまったようだった」と語り、今季ここまで好調だったD・ルイスらしくないパフォーマンスだったと主張。さらに、3失点目の場面では軽率な対応でソン・フンミンに独走を許したことについて、「ソンへのチャレンジは、申し訳ないけど酷かった。まだ焦る場面ではなかった」と厳しく評価した。
また、現役時代に世界屈指のセンターバックだったリオ・ファーディナンド氏は、「ボールを持っている時の彼はファンタスティックだ。チームのためにボールを運ぶことができる」とD・ルイスのビルドアップ能力を評価した一方で、「時々、彼は一匹狼のようになる。最終ラインを置いてけぼりにすることがあるね。今現在、それは問題になっていると思う。(コンビを組む)リュディガーのような有望な若手センターバックは影響を受けてしまうかもしれない」と、時折見せるリスキーなチャレンジを減らすべきだとの見解を示した。
チェルシーは今後、29日にPAOK(ヨーロッパリーグ・グループL第5節)、12月2日にフラム(プレミアリーグ第14節)をそれぞれホームに迎える。今季初黒星から悪い流れとせずに再び白星を積み重ねていくことができるだろうか。
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