日本代表MF柴崎岳は、後半から途中出場したガーナ戦を「個人としては良いプレーができた」と振り返った。
30日に行われたキリンチャレンジカップ2018・ガーナ戦で、柴崎は山口蛍と交代して、0-2の後半14分から出場。惜しいシュートを放つなど同選手は見せ場を作ったものの、試合は0-2で敗れた。
2点ビハインドの残り30分からの出場について問われた柴崎は「負けていたのでやっぱり点を取るために入れられたと思っていましたし、攻撃のアイデアを出してゴールに迫ることを考えて入りました。前半も見ていて、相手の空いているところだったり、こうすればいいんじゃないかと頭に入れながら、ポジショニングなど意識して入ったつもりでした」と投入時の心境を語った。
「相手が結構引いてたので、前のスペースを使いたかったですし、フィニッシュに課題はありますけど、前段階までは非常にうまくできていた部分はあると思います。相手が出てくれば、もう一個前線を使えるかなと思っていました。引いてくれば、あのように良いボールも打てるシーンだったので、そこは個人として良いプレーができたなと思います」
また、積極的に縦へのパスを試みたことについて「なるべくリスクよりもチャレンジをとるようにしました。まだ精度を求めないといけないと思いますし、ミスしたので、他に選択肢もあったんじゃないかというのはあるかもしれないですけど、空いてるところは見えていましたし、アイデアとしてはいいものだったと思っているので、あとは左足のスルーパスの精度の部分だけだったと思います」と課題を挙げた。
「途中からボックスの右上に入って、より前線に絡めるようになっていたので、ちょっとスペースに入る動きは意識してました。深い位置にクロスというよりは、もう一個ペナルティーエリアの中に入ったところを狙ったほうが日本の性質上、可能性は高いかなと。そこをもう少し味方に伝えたり、もっとあのスペースをついていくコンビネーションというのを増やしたいなと個人的には感じています」
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