ハンブルガーSVは現在、リーグ17位で2部降格の危機が迫っている。16位までは勝ち点5差開いているが、そんな窮地にありながらも伊藤達哉は「残留できる」と地元メディア『ハンブルガー・モルゲンポスト』に語っている。
伊藤達哉は今シーズン、マルクス・ギスドル監督(当時)から高い評価を受け、前半戦からトップチームでの出場機会を手にしていた。しかし、2018年1月に指揮官がベルント・ホッラーバッハに代わると出番が激減。その後3月からクリスティアン・ティッツが指揮を執ると、再び左サイドアタッカーとして出場機会を増やしつつあった。
伊藤は「常に出場機会があったわけではないですし、難しい時期もありました。でも、サッカーではいつチャンスがやって来るかわかりません。僕の強みは一対一で、局面を打開するのが仕事だと思っています。リスクを冒してでも仕掛けなければならない」と述べた。
また同記事内では“イトウの小柄な体格はサッカーにおいてメリットになっていて、それが俊敏かつトリッキーな仕掛けを実現させている”と、非凡な突破力が武器になっていると強調している。
また、ハンブルガーSVにとって、初となる2部降格危機が間近に迫っていることについて伊藤は「まだ降格したわけではないですし、残留できると信じています。ファンの皆さんの声はいつだって僕らの力になる」と続け、リーグ戦残り3試合での1部残留は不可能ではないと説いている。
ハンブルガーSVは次節、敵地でヴォルフスブルクと激突する。伊藤はハンブルガーSVを1部残留に導けるのか、活躍に期待が懸かる。
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