■ブンデスリーガ最終節 ハンブルガーSV 2-1 ボルシアMG
ハンブルガーSV:ハント(11分)、ホルトビー(62分)
ボルシアMG:ドゥルミッチ(28分)
ブンデスリーガは12日に最終節が一斉開催され、ハンブルガーSV(HSV)はボルシアMGと対戦した。
37節終了時点で、勝ち点28で17位のHSV。1部残留のためには、最終節で勝利が絶対条件、かつヴォルフスブルクがケルンに敗れるか、引き分けた場合得失点差「10」をひっくり返す必要があるなど、崖っぷちに追い込まれている。
生き残りをかけた本拠地「フォルクスパルクシュタディオン」での大一番では、FW伊藤達哉、主将DF酒井高徳が共に先発出場を果たした。
ホームサポーターの大声援を受けるHSV。すると9分、伊藤の仕掛けからCKを獲得すると、このこぼれ球をホルトビーがシュート。ビデオ判定の結果、相手の手に当たっていたとして、HSVにPKが与えられる。これをハントが確実に沈め、望みを繋ぐ先制点を挙げる。
サポーターの後押しがより一層増す中、左サイドの伊藤も積極的にボールに絡んでいく。
しかし、次のネットを揺らしたのはボルシアMG。カウンターから抜け出したドゥルミッチがエリア内まで持ち運ぶと、最後は冷静に相手を交わして豪快にネットを揺らした。前半は1-1のまま折り返す。
後半は、絶対に勝利が欲しいHSVが攻勢をかける。48分には、伊藤が得意ドリブルからカットインしシュートを放ったが、ここはGKに防がれた。その後も、伊藤は何度もドリブルで相手と勝負を仕掛けるなど、積極的な姿勢を見せる。
59分には、大ピンチを迎えたHSVだが、酒井高がゴールライン上で体を張ったクリア。残留を信じて、最後まで戦い続ける。
すると62分、伊藤がアシストを記録。何度もキレをみせていた伊藤は得意のドリブルからエリア内にグラウンダーのクロスを送ると、これを受けたホルトビーがネットを揺らした。
再びリードを手にしたHSVだったが、ウッドが2枚目の警告を受けて退場に。数的不利に陥る。
終盤には、降格が間近に迫ったHSVの過激サポーターが発煙筒や爆竹をピッチに投げ込む騒ぎに。機動隊が出動し、選手たちも一時避難。試合は中断することになった。
この間に他会場の試合は終了。ヴォルフスブルクが勝利したため、試合の終了を待たずにHSVは2部降格が決定。伊藤は涙を流している。
その後15分後に再開された試合はスコア動かず。2-1でHSVが勝利した。
ブンデスリーガが創設された1963-64シーズンから、一度も2部に降格したことがなかったHSV。55年間1部で戦う唯一のクラブが、史上初めて2部に降格することとなった。
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