24日に行われたロシア・ワールドカップのグループH第2節の日本対セネガル戦(2-2)について、イタリア紙『コリエレ・デラ・セーラ』が特集を組み、ミスに絡んだゴールシーンが今大会ですでに見かけたものだと主張している。
日本はセネガル戦において、2度のリードを許しながらも同点に追いつき、両チームで合計4得点が生まれた。特集では、このうちGK川島永嗣、GKカディム・エンディアエおよびFWエムバイェ・ニアンのミスに絡んだ3得点に注目。「2018年W杯。日本対セネガル戦が信じられないケースに…ミスから生まれたゴールは3組の双子のようだ」と題し、今大会の他の試合において、すでに目にした「同一の」光景であると指摘している。
■川島永嗣の「跳ね返りとひざ」
まず一つ目には、「跳ね返りとひざ」とのテーマで川島のミスから生まれたゴールを挙げた。11分、川島はパンチングに失敗し、弾き出されたボールが目の前のFWサディオ・マネのひざに命中。ボールは跳ね返り、ゴールへと吸い込まれた。このシーンは、グループB第2節イラン対スペイン戦(0-1)でも見かけたものだとされている。54分、イランDFラミン・レザイアンは、スペインFWジエゴ・コスタのひざにボールを蹴り当ててしまい、スペインの決勝点につながった。
■ニアンの「止め損ねてアシスト」
二つ目には、「止め損ねてアシストに」として、ニアンのトラップミスを取り上げている。エリア中央に陣取っていたニアンは、DFユスフ・サバリのクロスを足元で止められず、流れたボールが19歳DFムサ・ワゲの元へ届き、セネガルの2点目になった。こちらは、グループE第2節ブラジル対コスタリカ戦(2-0)のMFフィリペ・コウチーニョの得点と酷似している。FWガブリエウ・ジェズスのトラップが乱れ、転がったボールをコウチーニョがゴールへ蹴りこんだ。「意図しないアシストだが完璧」だったとコメントを加えている。
■エンディアエの「最悪な飛び出し」
最後の三つ目は、「最悪な飛び出し」と題し、78分にMF本田圭佑のゴールが生まれたシーンを取り上げた。エンディアエはクロスへの飛び出しに失敗し、DFサリフ・サネとFW岡崎慎司をなぎ倒してしまう。PKとなるはずだったが、ボールがMF乾貴士を経て本田の元へ渡る際、エンディアエは再び岡崎を倒し、自らも倒れこんだ。これは、グループA第2節ウルグアイ対サウジアラビア戦(1-0)で見られたものだと指摘されている。23分のコーナーキックの際、サウジGKムハンマド・アル・オワイスは飛び出しに失敗し空振り。こぼれたボールをFWルイス・スアレスが決めて決勝点となった。

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