24日に行われたロシア・ワールドカップのグループH第2節、セネガル対日本は2-2のドローに終わった。イタリア紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』は、元ミランのMF本田圭佑や元インテルのDF長友佑都の活躍を大きく報じた。
「日本対セネガルは2-2…ホンダは決して沈まない、同点ショー」との見出しで、グループHの突破を懸けた熱戦の模様を伝えた。日本はセネガルに2度リードを許す展開となったが、「最初はイヌイ(乾貴士)が、次は元ミラン選手がゴールへの道を切り開いた。両チームとも決勝トーナメントへ近づいた」と綴った。
途中出場ながらも78分、同点弾を決めた本田については、「海外日本人サッカー選手のパイオニアの一人であるベテランのホンダが解決した」と綴り、大舞台で決定的な役割を果たし、日本にドローをもたらしたことを評価した。なお「確実に敗北にはふさわしくなかったため、サムライブルーにとって正当な褒美だった」と同点弾について見解を示している。また、本田が「日本人で初めてW杯3大会でゴールを記録した」選手になったことも併せて伝えている。
同じくイタリアでプレーした経験を持つ長友についても、「スーパーユウト」との小見出しをつけ、称賛している。「ナガトモは(イスマイラ)サールを抑えるだけにとどまらず、攻撃にも転じた」と攻守両面を評価。「あのボールタッチにより、エリア内でセネガル選手二人を置き去りにし、イヌイにボールを託した」として、ペナルティエリア内の長友な敏捷なプレーにより乾の得点につながったことを伝えている。

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