イタリアの暫定監督を務めるルイジ・ディ・ビアージョが19日、記者会見に出席し、選手の選考について語った。
60年ぶりにワールドカップ出場を逃がしたイタリアは、親善試合で23日にアルゼンチン、27日にイングランドと対戦する。11月のロシアW杯欧州予選プレーオフ スウェーデン戦終了後には、前任のジャンピエロ・ヴェントゥーラ監督が解任。体制は一新されたものの、ニースで今シーズン、公式戦22ゴールを挙げるなど好調のFWマリオ・バロテッリは引き続き招集が見送られた。ディ・ビアージョはその理由を明かした。
「特にFWに関して、得点数が非常に重要だと私はいつも言ってきた。だがそれだけでは足りない。他のパフォーマンスの要素も必要とされる。私は慎重に観察し、判断を下した。代表にとってベストの選択をしたと考える。マリオを除外することはありえない。現段階ではこういう選択になった」
また代表指揮官は、バロテッリについてこれまで問題とされたピッチ外での振る舞いが原因ではないと強調した。
「彼の態度が理由で選外となったわけではない。彼は何もしていないわけだしね。私の判断は、ピッチ内でのパフォーマンスについて幅広い議論から導かれたものだ」
一方、バロテッリと同じく最前線を主戦場とするミランの20歳FWパトリック・クトローネが初選出された。
「パトリックはU-15からアッズーリの一員だ。パフォーマンスや得点力のほか、彼の素晴らしい熱意を見て私は決断した。(アンドレア)ベロッティに少し似ている」
続いて1度は代表引退を表明していたユヴェントスのGKジャンルイジ・ブッフォンの招集についても説明を加えた。
「彼の存在は、チームを1つにまとめる上で必要になる。ピッチ内だけでなくピッチ外においても重要になるだろう。彼の出場は1試合もしくは2試合になる。練習での様子を見て判断する」
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