ロシア・ワールドカップは15日に決勝戦が行われ、フランスが4-2でクロアチアを下し、20年ぶりの優勝を飾った。イタリアメディア『メディアセット』が、この試合の選手採点を発表した。
フランスとクロアチアによる、約1カ月続いた祭典を締めくくる最後の戦い。フランスは前半にオウンゴールで先制すると、その後3得点を奪い、地力の差を見せつけて世界の頂点に立った。
フランスの最高評価は、FWアントワーヌ・グリーズマン、FWキリアン・ムバッペ、MFポール・ポグバの3選手で、「7.5」を与えられている。
グリーズマンについては、「すべては彼の左足から生まれた。FKで(マリオ)マンジュキッチのオウンゴール、CKでは(イヴァン)ペリシッチのハンドを誘い、PKでは(ダニエル)スバシッチの隙を突いた。ポグバのゴールシーンでも、完璧なアシストをした。素晴らしい。またテレビゲーム『フォートナイト』のゴールパフォーマンスで、世界中の若者たちを引き付けた」と絶賛した。
同じく最高評価のムバッペについても、「もはや比較しても無駄だ。ほかの名前を挙げることはせず、1998年12月生まれの選手のとてつもない強力なフィジカル、テクニックは特筆したい。右サイドで大暴れし、強烈なゴールをマークした。ボールを持っていようとなかろうと、常に脅威となった」と称賛した。
またクロアチアのペリシッチにも「7.5」の最高評価が下されている。「彼の決勝戦は物議をかもすものになった。故意ではないハンドにより、フランスの先制点となるPKを与えてしまったが、すぐに素晴らしいシュートで1-1に追いついた。彼のゴールが決勝戦で最高のゴールだった。フィジカルコンディションは良好とは言えなかったが、できる限りを尽くした。拍手に値する」と綴り、健闘をたたえた。
■モドリッチは人生のチャンスをフイに?
一方、最低評価となる「5」は、GKウーゴ・ロリスとスバシッチの両守護神およびMFルカ・モドリッチら5選手に下された。モドリッチはキャプテンとして躍進したチームを支え、今大会のMVPにも輝いたが、決勝の舞台で実力を発揮することはできなかった。「もしバロンドールの審査がこの試合も考慮するなら、良きルカはおそらく、人生のチャンスをフイにしてしまったはずだ。消極的で、おびえているようだった。まさに彼こそが常にレアル(マドリー)を優勝へと導いたのだが、チーム(クロアチア)をけん引することはできなかった」と辛らつに綴っている。
以下、『メディアセット』による選手採点(10点満点)。
■フランス
GK:ロリス(5)
DF:パヴァール(5.5)、ヴァラン(7)、ウムティティ(6)、エルナンデス(6.5)
MF:ポグバ(7.5)、カンテ(5.5)、マテュイディ(6)
FWグリーズマン(7.5)、ジルー(5.5)、ムバッペ(7.5)
サブ:エンゾンジ(6.5)、トリッソ(6)、フェキル(採点なし)
■クロアチア
GK:スバシッチ(5)
DF:ヴルサリコ(6)、ロブレン(5.5)、ヴィダ(6)、ストリニッチ(5)
MF:ブロゾヴィッチ(6.5)、モドリッチ(5)、ラキティッチ(6)
FW:レビッチ(6)、ペリシッチ(7.5)、マンジュキッチ(6)
サブ:クラマリッチ(5)、ピアッツァ(採点なし)

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