15日にロシア・ワールドカップが閉幕し、イタリアメディア『ANSA通信』は、大会のベストイレブンを発表している。
「トップ11…（キリアン）ムバッペ、（ルカ）モドリッチ、（エデン）アザール、これがW杯のスターだ」と題し、ロシアW杯のベストメンバーを選出している。「（リオネル）メッシや（クリスティアーノ）ロナウド、ネイマールが期待されていただろうが、W杯で輝いたのは、ムバッペ、モドリッチ、アザールだった」とつづり、大会を制したフランスや準優勝のクロアチアの選手を中心に11名を挙げた。
まずクロアチアの主将モドリッチについて紹介。「キャリアでピークを迎えたレジスタ。レアル・マドリーの司令塔はクロアチアを束ね、天才的なパスやアシストを展開した。ナイジェリア戦ではゴールを決め、アルゼンチン戦ではMOMに。デンマーク戦では試合を決めるはずのPKを失敗したが、PK戦でリベンジした。イングランド戦では反撃の中心となった」と選出理由を挙げた。
続いて19歳のムバッペについては、「1958年大会のペレ氏と同じくティーンエージャーのFWで、2人のロナウド（C・ロナウドと元ブラジル代表ロナウド氏）と比較された。PK獲得に加え、2得点を挙げて一人でアルゼンチンを倒した。ヒールやアシストなど名プレーのほか、ネイマールのような演技も見せた。最高の若き才能で、決勝でゴールを挙げ、ケーキにチェリーを添えた」とつづっている。
またアザールについても、「レアルが夢見るチェルシーの天才は、パナマ戦のドッピエッタ（1試合2得点）で才能を見せつけた。さらにネイマールにレッスンをして見せ、フランス戦でも素晴らしい試合をしたが、決勝をつかみ損ねて後悔が残った」と紹介した。
イタリアメディア『ANSA通信』が選ぶベストイレブンは以下の通り。
GK
ティボー・クルトゥワ（ベルギー／26歳）
DF
バンジャマン・パヴァール（フランス／22歳）
ラファエル・ヴァラン（フランス／25歳）
ドマゴイ・ヴィダ（クロアチア／29歳）
MF
ヌゴロ・カンテ（フランス／27歳）
ルカ・モドリッチ（クロアチア／32歳）
イヴァン・ラキティッチ（クロアチア／30歳）
FW
アンテ・レビッチ（クロアチア／24歳）
キリアン・ムバッペ（フランス／19歳）
エデン・アザール（ベルギー／27歳）
アントワーヌ・グリーズマン（フランス／27歳）
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