日本代表は2日、ロシア・ワールドカップ(W杯)決勝トーナメント1回戦でベルギー代表と対戦するが、イタリアメディア『スカイスポーツ』が1日、両チームを分析した。
日本はグループステージ最終節でポーランドに0-1で敗れたが、フェアプレーポイントの差により、セネガルを上回り、決勝Tへと駒を進めた。2日には、グループG首位のベルギーと対戦するが、イタリアメディアは、FIFAランク3位のヨーロッパの古豪について見解を示した。
「ベルギーは決して失敗しないようにみえる。だがW杯のノックアウトステージにおいても、それを証明しなければならない。グループGのテストは満点で合格した(ロベルト)マルティネス率いるチームだが、これからラウンド16以降、失敗は許されない」
一方、日本については、「赤い悪魔を待ち受けるのは、日本だ。コロンビア、セネガル、ポーランドとのグループにおいて、4ポイントを獲得。フェアプレーポイントにより、かろうじて突破を決めた」と紹介。続いて、過去のデータにおいては、意外ながらも日本が優勢であることを指摘した。
「驚くべきことに、過去の成績を見ると、日本の方に分がある。2009年から2017年までの4回の対戦において、3度勝利を挙げている。最後の対戦となった昨年11月14日の両チームによる親善試合では、(ロメル)ルカクのゴールでベルギーが1-0で勝利した」
なおベルギーの先発メンバーについては、「イングランド戦でのターンオーバーを経て、日本戦では可能な限り、ベストメンバーを並べるだろう」として、3-4-3の布陣を予想した。また日本についても、「ニシノ(西野朗)監督はきっと、マルティネスより悩んでいるだろう」としながらも、コロンビア、セネガル戦のメンバーを予想した。

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