代表GK権田、盟友と憧れの大先輩の引退に「残されたものが悔いのないように」

日本代表の権田修一がインタビューに答えた。

日本代表GKの権田修一が先日引退を表明した川口能活やFC東京で共にプレーした梶山陽平について語った。

森保ジャパンは16日に行われるキリンチャレンジカップ2018のベネズエラ代表戦（大分スポーツ公園総合競技場）、同20日に行われるキルギス代表戦（豊田スタジアム）に向けて練習を行った。

9月に3年ぶりの代表復帰を果たし、森保ジャパンに毎回招集されている権田は元日本代表GK川口の引退について「憧れの選手だった」と語った。

「能活さんに憧れて、低いキックを蹴るようになったり、ボールに対して飛び込むようになった」と自身のプレーに影響を受けたと明かし、GKの育成について「世界と対等に戦えたＧＫ」と称賛する川口が「日本人でも世界に通用するっていう部分を選手に伝えてってくれるんじゃないかと思います」と期待を込めた。

権田は先人の引退で日本人GKの変革期だと語り「僕は僕の良さ、東口（順昭）君は東口君のよさ、ダン（シュミット・ダニエル）はダンのよさを出して、それぞれが日本のＧＫ像をそれぞれの形で作っていければいいんじゃないかと思う」とポジションを争う2人と切磋琢磨し合う様子を語った。

またFC東京で共にプレーした梶山に対して「一緒にやってた選手が引退してしまうのは悲しい」と元チームメイトの引退を惜しみ、「残されたというか、現役でまだ続けられてる僕とかは、ホントに悔いがないようにやらなきゃいけない」と力を込めた。

クラブレベルで出色の活躍を見せる権田は、偉大な先輩のような"世界レベル"のパフォーマンスを代表で見せることができるのだろうか。