代表入りの浦和DF遠藤航、ガーナ戦へ意気込み「アピールのための準備をするだけ」

浦和レッズのDF遠藤航が、日本代表メンバー選出について語った。

浦和レッズは19日、明治安田生命J1リーグ第15節でガンバ大阪と対戦。試合はスコアレスドローで決着した。オズワルド・オリヴェイラ新監督が指揮を執ったリーグ戦の戦績は1勝2分け3敗と負け越しているが、喫した失点はわずかに3となっている。

浦和のDF遠藤航も、「前からプレスに行くのか、ブロックを形成するのか。チームとしてどのように守るのか、という部分が良くなっている」と、守備面の手ごたえを感じている。

J1リーグ戦は2018FIFAワールドカップ・ロシア開催に伴う中断期間を迎えるが、日本代表に選出された遠藤は、代表合宿に参加する。遠藤は20日に行われるクラブのイベント終了後、気持ちを切り替えるようだ。

「（W杯本戦の）メンバーが決まっているわけではない。最後の23人に入るという思いを持って練習する」と、気のゆるみはない。30日に行われるガーナ戦についても「チャンスをもらえた時にアピールする準備をしていくだけ」と意気込む。

W杯本戦へ出場するチャンスが、目の前まで来ている。今の心境を問われると、遠藤は以下のように答えた。

「W杯のピッチに立つチャンスが来るところまで成長できた。その一方で、もっと早くA代表に入れた、もっと成長速度を上げたい、という思いもあります。チャンスがあるならつかみたい。また、W杯という国際舞台を経験すれば、今後のサッカー人生に生かせる」

ガーナ戦の翌日、31日にロシアW杯へ臨む日本代表メンバー23名が発表される。