8日に明治安田生命J1リーグ第6節の4試合が行われ、日産スタジアムでは横浜F・マリノスと川崎フロンターレの神奈川ダービーが開催される。これまでリーグで通算28試合を戦い、12勝4分12敗と互角の神奈川ダービー。新生横浜FMがホームで連勝を達成するのか、川崎Fが王者の底力を見せるのか、注目度の高い一戦となった。
■横浜F・マリノス(10位)vs(3位)川崎フロンターレ
アンジェ・ポステコグルー監督のもと、『アタッキングフットボール』で攻撃的スタイルを推し進める横浜FMは、現在公式戦3連勝中と好調だ。とりわけウーゴ・ヴィエイラは出場した直近3試合で3ゴールをマーク。第4節の浦和レッズ戦、続く第5節の清水エスパルスに至っては貴重な決勝点となった。
横浜FMといえばサイドからの攻撃がストロングポイントだが、昨季両翼を担った齋藤学(現川崎F)とマルティノス(現浦和)が挙って移籍。影響は大きいと見られていたものの、新加入のユン・イルロクやカメルーン代表のオリヴィエ・ブマル、今季から11番を背負う遠藤渓太など、人材は豊富。ここまで齋藤とマルティノス移籍の影響を感じさせないプレーを見せている。
守っては飯倉大樹がGKながら度肝を抜く守備範囲の広さを見せている。攻撃時には、最終ラインのパス回しに参加。前節のサガン鳥栖戦での走行距離は7.39kmとGKでは群を抜く数字を叩き出した。
対戦成績はまったくの互角だが、横浜FMはホームでの川崎F戦直近11試合でわずか2敗(7勝2分)しかしていない。新体制で徐々に浸透しつつあるポステコグルー・スタイルがディフェンディング・チャンピオンに通用するのか、楽しみな一戦となる。
一方の川崎Fは前節、ホームでサンフレッチェ広島に0-1で惜敗。昨季から継続していたリーグ無敗記録が19でストップした。ミッドウィークのAFCチャンピオンズリーグ(ACL)でも敗退が決定。しかし、中国でのアウェイ戦はターンオーバーを敷いて臨み、小林悠や中村憲剛は帯同しなかったため、万全の態勢で神奈川ダービーに臨むことができそうだ。
また、今季に横浜FMから加入した齋藤学が戦列に復帰しており、古巣との大一番にベンチ入りする可能性がある。仮に出場すれば、昨年9月に右膝前十字靱帯を損傷し、全治8カ月の重傷を負いながら、異例の早さで復帰を果たすこととなる。鬼木達監督がどのような選択を取るのか。注目が集まる。
29回目の神奈川ダービーを制するのは果たしてどちらのチームか。手に汗握る神奈川ダービーは、8日の16時に日産スタジアムでキックオフされる。
【J1第6節 試合日程】
4月7日(土)
北海道コンサドーレ札幌 3-0 名古屋グランパス @札幌ド
ジュビロ磐田 0-0 清水エスパルス @エコパ
セレッソ大阪 2-1 サガン鳥栖 @金鳥スタ
浦和レッズ 1-0 ベガルタ仙台 @埼玉
湘南ベルマーレ 2-1 鹿島アントラーズ @BMWス
4月8日(日)
14:00 V・ファーレン長崎 vs FC東京 @トラスタ
15:00 柏レイソル vs サンフレッチェ広島 @三協F柏
15:00 ガンバ大阪 vs ヴィッセル神戸 @吹田S
16:00 横浜F・マリノス vs 川崎フロンターレ @日産ス
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