ロシア・ワールドカップは10日に準決勝が行われ、フランスとベルギーが対戦。前半はスコアレスで折り返した。
世界屈指のタレント集団同士が準決勝で激突。複数メディアで“事実上の決勝戦”とも言われる大一番は激闘となった。
12年ぶりに4強入りを果たしたフランス。決勝トーナメントでは、アルゼンチンやウルグアイという南米の強豪相手に盤石の勝ち上がりを見せてきた。大一番では、累積警告で欠場となっていたマテュイディが復帰し、大会のスター候補ムバッペ、グリーズマン、ジルーもスタメンに名を連ねた。
対するはベルギー。日本との死闘を制した後、準々決勝では優勝候補最有力と見られていたブラジルに対し、ここまで見せていなかった4-3-1-2を採用し、見事なパフォーマンスを収めて2-1と勝利した。初の決勝を目指す大一番では、右SBのムニエが累積警告で欠場。代わりにシャドリが入り、中盤にはデンベレがポジションを取った。
キックオフ前には、98年大会に選手として優勝したフランスのデシャン監督、ベルギーのアンリコーチが抱擁を交わす場面も。同じチームでプレーする選手も多い中、試合は序盤から激しい展開となった。
序盤は、ベルギーがボールを握り、フランスはブロックを構えながらカウンターをねらう展開となる。フランスは押し込まれるも、圧倒的なスピードを持つムバッペを走らせ、相手守備陣にプレッシャーを与え続ける。
ベルギーは15分にファーストシュート。前線で持ったデ・ブライネが2人を引き連れてパスを出すと、受けたアザールがエリア内で放つ。しかし、枠の右に外れていった。さらに18分には、アザールが得意のカットインからシュートするが、ヴァランが頭でコースを変えて難を逃れた。
押し込むベルギーは、21分にCKのこぼれ球をアルデルヴァイレルトが反転してシュートを放つ。しかし、トッテナムのチームメイトでもあるGKロリスが横っ飛びで弾き出した。ベルギーは奪われても前線からの素早いプレスでボールを回収し、攻撃を仕掛け続ける。
押し込まれていたフランスだが、セットプレーからチャンス。29分、FKから一度ボールを動かすと、パヴァールがクロス。ジルーが頭で合わせたが、右に外れた。さらにグリーズマンの浮き球パスからムバッペが抜け出しダイレクトでクロスを入れる。ジルーには合わなかったが、チャンスまで持ち込むシーンが増えていく。
39分には絶好機。ムバッペの仕掛けで2人を引きつけると、パヴァールへラストパス。エリア内に侵入してシュートを放つも、クルトワが足でのスーパーセーブを見せた。43分にもビッグチャンスが訪れる。ポグバがドリブルを開始すると、デンベレがエリア手前でファール。しかしグリーズマンのキックは、壁にあたってしまった。

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