MF乾貴士が来季レアル・ベティスに加入することは、やはり既定路線なのかもしれない。ラ・リーガのハビエル・テバス会長が明言している。スペイン『DEPORTES ABCdesevilla』が伝えた。
2015年からエイバルでプレーする乾。今季はリーガ・エスパニョーラで29節消化時点で28試合に出場し、4ゴール1アシストを記録するなどホセ・ルイス・メンディリバル監督の信頼を掴み、レギュラーとして活躍している。
しかし、今季で契約が満了となる乾は、エイバルから提示されたオファーを拒否したと見られており、スペイン『マルカ』などによると、来季からはベティスでプレーすることになるという。
去就が騒がれている29歳の日本人MFだが、ベティス加入は既定路線なのかもしれない。リーガのテバス会長は、『エル・デバテ・オイ』のトークショーで乾について言及している。
「我々はエイバル、レバンテ、レガネスのようなクラブがいくつかの国を象徴する選手たちを擁するよう試みている。エイバルにはイヌイがいるね。まあ、彼は来季ベティスに行くのだがね」
また、レアル・マドリーやバルセロナのような資金力のないクラブに対し、日本人選手などを獲得するべきと提言している。
「エイバルは日本で3番目に見られているチームだ。彼らは世界中が注目するスター選手を獲得できない。(レアルFWガレス)ベイルを擁することはできないんだ。そうしたチームがすべきこととして我々が勧めるのは、日本、サウジアラビア、韓国の良い選手を連れてくることなんだよ」
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