ニュルンベルクに加入の日本代表FW久保裕也は25日に行われたブンデスリーガ開幕節、ヘルタ・ベルリン戦に先発フル出場。試合は0-1で落とすも、新天地での練習に合流したばかりのアタッカーはドイツ誌『キッカー』でチーム最高タイの評価が与えられた。
ニュルンベルクにとって、5シーズンぶりのブンデスリーガ戦となったヘルタとのアウェーマッチ。1週間前にヘントから加入した久保はこの一戦では3トップの左で先発出場。得点には至らなかったものの、後半には立て続けに相手ゴールを脅かすなど、ドイツデビューでいきなり存在感を示した。
そして『キッカー』もそのパフォーマンスを高く評価。敗れたニュルンベルク側ではGKファビアン・ブレドロウと並ぶ最高タイの「3」と及第点を与えている。センターFWを務めるミカエル・イシャク(「4.5」)や前列の右サイドでプレーのエドガル・サリ(「5」)に対する評価を大きく上回った形でのデビューとなった。
またDFのゲオルグ・マーグライターは試合後、「彼が波に乗れば、これから色々と見せてくれるだろう」との予感を口にし、久保のプレーは仲間の期待を掻き立てているようだ。9月1日の第2節ではマインツをホームに迎えるニュルンベルクだが、久保は移籍後初ゴールでその期待に応えたいところだ。
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