日本代表の主将を務めるMF長谷部誠が3日、同代表からの引退を表明した。
日本は2日、ロシア・ワールドカップ決勝トーナメント1回戦でベルギーと対戦したが、2－3で敗れ、史上初の8強入りは叶わなかった。
W杯敗退から一夜明け、長谷部は自身の『インスタグラム』を更新。「この大会を最後に日本代表にひとつの区切りをつけさせていただきたい」と、日本代表からの引退を表明した。
「まず始めに、ロシアW杯での日本代表チームへの多大なるサポート本当にありがとうございました。皆様からの力が日本代表チームを前へと押し進めて下さいました。本当に感謝しています」
「そして僕個人としては、この大会を最後に日本代表にひとつの区切りをつけさせていただきたいと思います。日本代表という場所はクラブとは違い、いつ誰が選ばれるかわからないところであるので、いち選手からこのように発信する事は自分本位である事は承知しています。しかし、2006年から約12年半という長い間共に戦った仲間たち、多大なるサポートをして下さった日本の皆様に感謝の気持ちを伝えさせていただきたいと思い、こうして書かせていただいています」
「日の丸を胸に戦った時間は僕にとって誇りであり、なにものにも代え難い素晴らしいものでした。共に戦った7名の監督方、コーチングスタッフ、代表スタッフのみんな、そして素晴らしきチームメイトたち、最高の仲間でした。特に主将を務めさせていただいた8年間は皆に支えられてばかりでした。貴方達と共に同じ時代に戦えた事は幸せでした」
「そして日本代表サポーターの皆様、これまでのサポートに心からの感謝を伝えさせていただきます。12年半の間、様々な事がありました。歓喜も失望も共に味わいましたね。良いときもそうでないときも僕たちの背中を押してくださいましたね。皆様と共に歩んだ時間は僕にとって大切な宝物です。心から、ありがとう！！ 最後になりますが、これからは僕も日本代表チームのサポーターです。一緒に日本代表チームに夢を見ていきましょう！！！ 長谷部誠」
現在34歳の長谷部は、2006年2月に日本代表デビュー。通算114試合2得点を記録した。W杯では2010年の南アフリカ大会、2014年のブラジル大会、2018年のロシア大会と3大会連続で主将を務めた。
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