酒井高徳や伊藤達哉が所属するハンブルガーSV(HSV)は、クラブ史上初の2部降格が現実となるかもしれない。だが、12日に行われる最終節を前に、主将を務める酒井はその可能性を考えないようだ。
HSVは第33節消化時点で17位に位置。16位ヴォルフスブルクとの勝ち点差は2で、最終節のボルシア・メンヒェングラットバッハ戦を勝ち切った場合のみ、入れ替えプレーオフに回れる可能性が残される。その場合も、クリスティアン・ティッツ監率いるチームは自力で残留を決めることはかなわず、ヴォルフスブルクがケルンに敗れることを期待しなければならない。
それでも酒井は残留を信じているようだ。ドイツ誌『キッカー』で「HSVは1部に残り得る理由は?」と問われると、このように返している。
「僕たちはそれができると信じていますから。チーム内の雰囲気は良いです。ホームゲームですし、ファンたちが背中を押してくれます。(残留を)押し通すつもりです」
昨季と同様、最終節まで残留争いが続いていることについては次のように語った。
「序盤に2勝収め、もちろん降格圏との差を広げられると願っていましたが、不調に陥ってしまい、8試合連続で勝てませんでした。安定感を欠き、穴から抜け出せませんでした。さまざまな要因があると思いますが、これといったものを突き止めるのは難しいです」
苦しいシーズン終盤を過ごすことを懸念し始めたのはどの時期からなのだろうか。
「個人的にはケルンに負けた時に危機感を覚えました。今年に入ってから最初のホームゲームからだと思います」
HSVは1月20日に行われた第19節・ケルン戦で0-2の敗戦。その時も17位に沈んでいたが、そこから安全圏との差が開き始めた。
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