2018-04-28 2008 Nakamura ShunsukeGetty Images

中村俊輔に憧れるセルティックDF、ダービーでの衝撃ミドルを懐古「忘れられない一撃」

現在、セルティックで主軸を務めているスコットランド代表DFキーラン・ティアニーが、かつて同チームに在籍したクラブOBの中村俊輔から、多大な影響を受けていることを明かした。イギリス『デイリー・レコード』が伝えた。

セルティックは29日、スコティッシュ・プレミアシップ、セカンドステージ第2節で、ライバルのレンジャースと激突する。両チームは宗教的な背景から激しい対立関係にあり、“オールドファームダービー”と呼ばれる伝統の一戦は、プライドをかけた戦いとなる。さらにこの試合で勝利すれば、7連覇が決まる状況になっている。

もちろん、この一戦に選手たちも並々ならぬ意気込みを示している。ティアニーは、ファンの前でタイトルを掲げたいと話した。

「日曜のオールドファームダービーでは、まずは、とにかく勝つ必要があるね。いつものセルティックのプレーを見せ、勝利することが重要だ。ファンの前でタイトルを獲得できたら最高だろうね」

また、ティアニーは昨年8月に行われたキルマーノック戦で、36メートルほどの距離から左足でのミドルシュートを決め、これがセルティックによる年間最優秀ゴールに選ばれた。左足キックのインスピレーションは、クラブOBである中村俊輔(現ジュビロ磐田)からの影響が大きいという。

ティアニーは「まさか40ヤード(約36メートル)ものゴールを決めるとはね」と自身のゴールに謙遜しつつも、次節控えているレンジャース戦には特別な思いがあると語った。

「幼かったから記憶が定かではないけれど、僕が初めて見たオールドファームダービーの試合は、ナカムラが30ヤードほど(約27メートル)のスーパーゴールを決めた試合だったと思う。僕にとって忘れられない強烈な一撃だった」

「あれからいろんな試合を見たよ。何千試合もね。だけど、あそこまで素晴らしいゴールをビッグマッチで決めた選手は、他に記憶がない。決めたのはナカムラだけだ」

当時セルティックでプレーしていた中村俊輔が、レンジャース戦で左足アウトに掛けたスーパーミドルを決めたのは2008年4月16日のこと。

1997年6月5日生まれ、現在20歳のティラニーは当時10歳の少年だったが、中村俊輔が見せたプレーはいまだに印象深いという。現在、ジュビロ磐田でプレーしている中村俊輔が、セルティックに在籍していたのは05-06~08-09の4シーズンのみだ。それでも、衝撃的なミドルシュートは、未だに語り継がれている。

セルティックの主力選手に成長したカラム・マクレガーやティアニーなど、これまで複数の生え抜きがメディアを通して中村への憧れを公言している。日本の誇るレフティーがスコットランドで見せた創造性は、いまだに大きなインパクトとして記憶され、セルティックの現有戦力に受け継がれているようだ。

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