明治安田生命J1リーグ第14節が5月12日から13日にかけて開催。日産スタジアムでは下位に低迷する横浜F・マリノスとガンバ大阪が対戦する。
■先が見えない横浜FM。テーマはメンタル面の改善
13試合を終えてすでに6敗。昨季34試合で9敗の横浜FMが下位で燻り続けている。ホームでは3-0と完璧なゲームを見せた第11節の鹿島アントラーズ戦の1勝のみと、本拠地で成績が伴っていない。第12節の磐田戦では前半に2ゴールを奪われると、後半にはスローインを受けた中町公祐がボールを奪われ失点。反撃も1点にとどまり、1-3で敗れた。
続く前節の名古屋グランパス戦は、喜田拓也の今季初ゴールで前半に先制するも、名古屋のエース、ジョーに同点弾を献上。1-1のドローに終わり、またしても勝利を手にすることができなかった。
勝てない現状にもアンジェ・ポステコグルー監督は「私は美しいアタッキングフットボールをしたい」と、指揮官自身が標榜する攻撃的サッカーを変えるつもりはないと断言。
そのうえで「メンタル面の改善が必要」と口酸っぱく言及し、「良いパフォーマンスを披露した試合もあるので、そうした部分を向上させつつ、メンタル面の改善をしなければならない」と、選手に改善を求めた。
長い連戦もこのG大阪戦、JリーグYBCルヴァンカップを含めて残り3試合。すべてホームで行われる3連戦で白星を積み重ね、W杯中断をできる限り良い状態で迎えたいところだ。
■連敗は避けたいG大阪
G大阪も横浜FM同様、下位で苦しんでいる。リーグ直近5試合こそ3勝2敗と白星が先行しているが、序盤戦で未勝利が続いたこともあり、16位に低迷。
それでも、第11節で同じく下位に沈むサガン鳥栖に3-0の快勝を収めると、続く第12節のベガルタ仙台戦でも1-0の完封勝利。2戦連続クリーンシートで今季初の連勝を達成。降格圏を脱出した。
しかし、前節は好調の札幌に為す術なく、0-2で完敗。再び暗雲が立ち込めたかに見られたが、9日のルヴァンカップで、リーグ首位を走る広島相手に2点差をひっくり返す大逆転劇を演じ、3-2と接戦を制した。守護神の東口順昭を負傷で欠くなど、厳しい状況であることは間違いないが、札幌戦で今野泰幸が4節以来のスタメン出場を果たしたこと、負傷離脱していた長沢駿が戦列に復帰したことは、ポジティブなポイントだろう。
ハイライン・ハイプレスを敷く横浜FM相手に、どう立ち向かうのか。東口の代役を卒なく務める若手GK林瑞輝、そして三浦弦太とファビオの強力センターバックで横浜FMの攻撃的サッカーを封じ、再び無失点試合を実現したい。さらに、アウェイ6連敗という不名誉な数字からの脱却が求められる。
両者の対戦成績は、28勝10分16敗と横浜FMが勝ち越し中。昨季は日産でアウェイのG大阪が、吹田で横浜FMがそれぞれ勝利を収めている。果たして今回対戦はどんな結果が待ち受けているのか。注目の一戦は12日19時に日産スタジアムでキックオフを迎える。
■J1第14節 試合日程
5/12(土)
14:00 清水エスパルス vs 湘南ベルマーレ(アイスタ)
14:00 ジュビロ磐田 vs ヴィッセル神戸(ヤマハ)
14:00 V・ファーレン長崎 vs 名古屋グランパス(トラスタ)
15:00 柏レイソル vs 川崎フロンターレ(三協F柏)
16:00 ベガルタ仙台 vs サンフレッチェ広島(ユアスタ)
19:00 横浜F・マリノス vs ガンバ大阪(日産ス)
5/13(日)
14:00 浦和レッズ vs サガン鳥栖(埼玉)
16:00 FC東京 vs 北海道コンサドーレ札幌(味スタ)
※セレッソ大阪 vs 鹿島アントラーズ(ヤンマー)は7/25(水)19:00開催。
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