ロシア・ワールドカップに出場する唯一のイタリア人選手であるGKアルフレッド・ゴミスが、7日付のイタリア紙『コリエレ・デラ・セーラ』のインタビューに応じた。
ゴミスはトリノの下部組織出身の24歳。昨年からスパルの守護神を務め、チームのセリエA残留に貢献した。ゴミスはセネガル生まれだが、トリノや近郊のクーネオで育ち、セネガルとイタリアの二重国籍を持つ。ルイジ・ディ・ビアージョの下で、U-20イタリア代表の合宿に招集された経験もあるが、最終的にセネガル代表を選択。2017年11月、ロシア・ワールドカップ・アフリカ予選の南アフリカ戦でデビューを果たした。イタリアは今回、60年ぶりに本大会出場を逃しており、ゴミスがロシアW杯に出場する唯一のイタリア人選手になる。
「考えてもみなかったが、そういうことになる。スーツケースの中にトリコローレ(イタリアの三色旗)も入れて、誇りとともに持っていくよ。スポーツに限らず、イタリア人として教育を受け、自分が形成された。それにイタリアにはいつも感謝している。僕は3歳で移住し、クーネオやトリノで育った。やや遅くはなったが、初めて今年、セリエAでプレーし、歴史的な残留を勝ち取ることができた。どんな夢よりも最高だ」
■セネガル代表として日本との対戦も
W杯では、グループHで日本やコロンビア、ポーランドと対戦するが、力が拮抗したグループだと言われている。
「僕は楽しみたい。楽しんでこそ、本来の実力を発揮し、気持ちを入れたプレーができると思う。それから下馬評では、自分たちよりも有力とされているチームを倒したい。余計なことは考えずに挑まなければならないと思う」
セネガルのチームメートには、ナポリで評価を高めたDFカリドゥ・クリバリがいる。
「彼は世界屈指のDFであり、(ディエゴ)マラドーナも認めている。彼がいれば安心だ。だが他にもヨーロッパで素晴らしい成績を残している選手がたくさんいる。イタリアで知られているケイタ(バルデ)、(エムバイェ)ニアンのほか、リヴァプールの(サディオ)マネもいる。僕らは競争力のあるチームなんだ」
ただゴミス自身が正GKとして出場するかどうかを問われると、言葉を濁した。
「まだ分からない。僕がチームに加わったのは一番最後だったし、残りの親善試合は、クロアチア戦と韓国戦だけだ。これまで同様、自分の実力を示せるよう願っている」

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