2018-04-23 Arsene WengerGetty Images

ヴェンゲル「私の決断ではない」発言を弁解…事実上の解任説に終止符

アーセン・ヴェンゲル監督は、退任の時期は自身の決断ではないと話したことについて弁解を図っている。

昨シーズン終了後に新たに2年契約を結んだヴェンゲル監督だが、20日に1年の契約期間を残しての退任を発表。これを受け、フランス人指揮官はクラブから解任されるよりも辞任を選んだと考えられていた。

26日に行われるヨーロッパリーグ準決勝ファーストレグのアトレティコ・マドリー戦の前日会見でヴェンゲル監督は「それ以外のことはすでに話していたが、退任のタイミングは私の決断ではない」と主張し、事実上の解任ではないのかと憶測が広がっている。

しかし、25日の遅くにアーセナルは、ツイッターでヴェンゲル監督の発言として「退団に合意した後、クラブがあの時期に発表した決定を下したことに満足している。その発表のタイミングは正しいものだったとこれで明らかになると願っている」と退任ではなく、退任発表のタイミングが自身の決断ではなかったとの主旨のコメントを投稿した。

また、この会見でヴェンゲル監督はアトレティコ・マドリー戦について「(ヨーロッパリーグで)優勝できれば最高の別れになるかって? 私にはわからない。ただ、私はできる限りのことをしたいと思う。それに、このチームの選手たちとともに何か特別なことを成し遂げたい」と意気込みを語っている。

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