パリ・サンジェルマンに所属するイタリア代表MFマルコ・ヴェッラッティが19日、イタリア紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』のインタビューに応じ、自身の去就などについて述べた。
ヴェッラッティは昨夏、バルセロナ移籍の可能性が報じられたものの、直後に世界トップレベルのミーノ・ライオラ氏を新代理人に迎え、パリSG残留を決断した。今シーズンも終盤に近づき、夏に向けて再び移籍情報が飛び交い始めた。先日、ライオラ氏がバルセロナに対し、ヴェッラッティの獲得を勧めたと『レキップ』が報じたが、イタリア代表MFは報道を否定した。
「ライオラが僕のことをバルセロナにオファーしたと読んだが、ウソだ。クラブの幹部とも話をして彼らも僕が何を考えているか知っているし、はっきりしている。僕は残留を決めた。僕はパリSGで優勝することしか考えていない」
■戦術的すぎて失敗…
続いてヴェッラッティは、60年ぶりにワールドカップ出場を逃したイタリア代表にも言及。前指揮官ジャンピエロ・ヴェントゥーラの敗因を分析した。
「ヴェントゥーラは非常に戦術的だった。クラブでは良いかもしれないが、代表では数日間で様々な戦術理論を習得することはより難しい。ボールを支配しているときに、全員が混乱してしまうことが何度かあった。組織は重要だが、代表において、すべて戦術では成り立たない。ヴェントゥーラのことはリスペクトしているし、(恩師であるズデネク)ゼーマンに少し似ている。だがゼーマンを代表監督に据えたところで、これほど短い時間に全員が彼の考えを理解することは厳しいかもしれない」
■レアルとパリSGの差はそれほどない
またチャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16で対戦したレアル・マドリーについては、パリSGが敗れたものの、それほど実力の差はないと考える。
「レアル・マドリーは手強い相手だが、自分たちが勝ち抜けられると信じていた。パリSGはレアルとそれほど差はない。それにいくつかのエピソードが勝敗を分けるものだ。(クリスティアーノ)ロナウドは第1戦であまり良くなかったがそれでも2ゴールを挙げた。(第2戦で)ウチにはネイマールがいなかったが、バルセロナから(リオネル)メッシを取るようなものだからね」
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