ローマ監督、CLバルセロナ戦のメッシ対策を吟味「マンマークは無理だと思うが…」

ローマのエウゼビオ・ディ・フランチェスコ監督は、CLバルセロナ戦に向けて対策を考えている。

ローマ指揮官のエウゼビオ・ディ・フランチェスコが26日、イタリアメディア『スカイスポーツ』のインタビューに応じ、チャンピオンズリーグ（CL）準々決勝バルセロナ戦について見解を示した。

ローマはCLラウンド16でシャフタール・ドネツクを下し準々決勝へ駒を進めたが、組み合わせ抽選により強豪バルセロナと対戦することが決定している。ディ・フランチェスコは、来月4日にカンプ・ノウで行われる第1戦に向けてすでに対策を練り始めているようだ。

バルセロナとの一戦では、エースFWリオネル・メッシをいかに止めるかが注目されるが、ローマ指揮官はマンマークはしないと宣言した。

「どうやってメッシを止めるか？誰にもアドバイスは求めていない。それは私が考えなければならないことなのでね。だが世界最強のメッシ1人を止めれば良いわけではない。バルセロナ全体を止めなければならないからね。マンマークを付けることはできないと思うが、特別な注意を払うつもりだ」

またディ・フランチェスコはバルセロナ戦について、「素晴らしい勝負になるだろう。対戦できて嬉しい」と期待を寄せる。だが2010年にジョゼ・モウリーニョ指揮下のインテルのような戦術を採用するかを問われると、「自分たちのアイデンティティーを捨てるべきではない」と一蹴した。

もしローマがバルセロナに対して勝利し、準決勝に駒を進めることができれば、CLの前身である1984年のUEFAチャンピオンズカップ以来の快挙となる。