ロシア代表は7日に行われたロシア・ワールドカップ準々決勝でクロアチア代表と対戦し、PK戦の末に敗れた。出場32カ国でFIFAランク最下位であり、弱小と揶揄された開催国の躍進は、ベスト8で幕を閉じた。現地記者はクロアチアとの激闘をどう見たのだろうか。
ロシアは前半にデニス・チェリシェフの今大会4ゴール目で先制に成功したものの、直後に失点。後半はスコアが動かず勝負の行方は延長戦へ持ち越された。延長前半にクロアチアに逆転ゴールを許し、劣勢に立たされるも、延長後半にマリオ・フェルナンデスのヘッドで同点に。120分でも決着がつかず、PK戦へ。
PKではフョードル・スモロフとM・フェルナンデスが外してしまい、3-4で敗戦。激闘を演じながらも8強で姿を消すこととなった。
『Goal』ロシア編集部のアレクサンドル・マリシェフ記者は、クロアチア戦について「(スタニスラフ)チェルチェソフ(監督)は交代で間違いを犯した。スモロフと(ユーリ)ガジンスキーは非常に弱々しく見えた」と振り返り、チェリシェフと攻撃の要であったアルテム・ジュバを下げてスモロフとガジンスキーを投入したチェルチェソフ監督の交代策に厳しい意見を投じた。
そのうえで「クロアチアが強かった。そして彼らは勝利を収めた。ロシアには(ルカ)モドリッチ、(マリオ)マンジュキッチ、(デヤン)ロヴレンといったプレーヤーはいない」とタレント不足を指摘している。
しかしながら、下馬評を覆す大躍進で決勝トーナメントに進出し、ラウンド16では2010年の南アフリカW杯王者のスペインをPK戦の末に退ける大金星も挙げた。
これについてマリシェフ記者は「ロシアのファンは、そもそも準々決勝に進むことを期待していなかった。だから、皆は成功を収めたこのチームにありがとうと思っているはずだ」と労いの言葉で締めくくった。

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