ドルトムントFWマルコ・ロイスが、クラブとの思い出、そして契約延長した理由について『Goal』に明かしてくれた。
ドルトムントの下部組織で育ったロイス。その後ボルシアMGなどを経て、2012年に復帰を果たす。その後はケガにも苦しめられたが、ここまで公式戦198試合で92ゴール62アシストを記録。キャプテンマークを巻くなど、クラブの中心選手として活躍している。
6歳のときにクラブのユースチームに加入したロイスは、少年時代の思い出を振り返っている。
「いまでも思い出すのは、1997年にドルトムントがチャンピオンズリーグのトロフィーをスタジアムでお披露目したときのことだ。僕はユースの選手だったんだけど、とても感動したことを覚えているよ。そのとき、そこにある全てのもののスケールの大きさ、沸き立った感情の大きさに気づかされたよ。僕がこのクラブとのつながりや大切さを気づかされた瞬間だったね」
ロイスは、そんな愛着のあるクラブと2023年まで契約を延長した。キャリアで何度となくバイエルン・ミュンヘンやレアル・マドリーなどのビッグクラブへの移籍が騒がれてきた28歳のドイツ人FWだが、自分の心に従った決断だと明かしている。
「僕はいま28歳で、これが最後の大型契約になると思う。ハイレベルな場所で戦える5,6年の間に自分は何を求めるのかを慎重に考えたんだ。そして2つのことに重点を置いた」
「僕がこのクラブに対してどう感じているか、そしてここで多くのことを成し遂げたいと思っているということを伝えたんだ。そして僕自身に対してもね。ヨーロッパリーグの重要な局面や、夏のロシア・ワールドカップが始まる前に決めたかったんだ」
「僕にとって大切なことはフットボールを楽しむことだ。責任も自覚しているけどね。何年もプレーすることでそれを制御できるようになったよ。22,23歳のうちは難しいけど、26,27歳にもなればできるようになるものさ。どのように立ち振る舞うべきかわかってくるんだ」
その他、クラブ愛や挫折、爆破事件の余波、ドイツ代表への思いも語ってくれたロイス。インタビューの全文は、近日公開予定だ。
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