リヴァプールなどで活躍したジェイミー・レドナップ氏が今シーズンのプレミアリーグで注目すべき10選手を選出した。イギリス『デイリー・メール』が伝えた。
8月10日に開幕する2018-19シーズンのプレミアリーグ。開幕まで1週間を切り、各クラブが新戦力の獲得に奔走する中、同メディアのコラムニストを務めるレドナップ氏が活躍を期待する10選手を選んでいる。この中にはフランス代表としてワールドカップ優勝に貢献したポール・ポグバ、18歳のライアン・セセニョンとフィル・フォーデンらが名を連ねた。
まず最初に登場したのは、今夏リヴァプールに加入したナビ・ケイタ。昨シーズンに4度も退場したことを同選手の弱点に挙げたものの「冷静さを保てばクラブにとって重要な戦力となる。新加入のファビーニョとともに狡猾さをユルゲン・クロップのチームにもたらす可能性がある」と期待を寄せる。
チェルシーの新戦力、ジョルジーニョもレドナップ氏からの評価を得た。
「素晴らしい補強だ。パスの受け手を探しながらプレーすることを好んでいる選手だが、5日のマンチェスター・シティ戦では苦労していた。もっとスピードを持ってプレーする必要がある。彼が上手くプレーできれば、ヌゴロ・カンテとともに最高にバランスの取れた中盤を築けるだろう」
そして、マンチェスター・ユナイテッドのポグバにも注目。レドナップ氏は「大きな不安を抱えた状態でワールドカップを迎えたが、優勝という形で批判に応えた。ジョゼ・モウリーニョはアントニオ・バレンシアを主将に指名したが、私ならポグバに腕章を渡す。2人の関係性は修復し難いかもしれないが、ディディエ・デシャンにできたことがなぜジョゼにできない？」と綴った。
また、レドナップ氏はフラムのセセニョンとマンチェスター・シティのフォーデンの若手2選手の名前も挙げた。セセニョンについては「昨年の若手最優秀選手賞の候補にも入った。左サイドバックだったころには“ネクスト”アシュリー・コールになると思ったが、今やガレス・ベイルだ。大きな重圧をかけたくはないが、今まで通り自信を持ってプレーしてくれるはずだ」と言及。
一方のフォーデンについても「この少年はイングランド・フットボール界の未来だ。ワールドカップでは中盤での創造性の欠如に泣いたが、いつの日か彼がこれを解決してくれると願っている。ケヴィン・デ・ブライネやダビド・シルバの牙城を崩すことは難しいかもしれないが、もっと多くの試合で彼を見てみたい」と大きな期待を口にした。
なお、レドナップ氏が選出した10選手は以下の通り。
ナビ・ケイタ（リヴァプール）
マックス・マイヤー（クリスタル・パレス）
アーロン・ラムジー（アーセナル）
ジョルジーニョ（チェルシー）
リチャルリソン（エヴァートン）
ルーベン・ネヴェス（ウォルヴァーハンプトン・ワンダラーズ）
フィル・フォーデン（マンチェスター・シティ）
ジャック・ウィルシャー（ウェスト・ハム）
ポール・ポグバ（マンチェスター・ユナイテッド）
ライアン・セセニョン（フラム）
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