元ブラジル代表レオナルド氏が、ミランのテクニカルスポーツ部門ゼネラルディレクターに就任したことが発表された。レオナルド氏は26日に記者会見に出席し、意気込みを語った。
レオナルド氏は現役時代、ミランや鹿島アントラーズ、パリ・サンジェルマンなどで活躍し、引退後はミランやインテル、アンタルヤスポルで指揮を執った。またPSGではスポーツディレクターを務めるなど、幹部としてのキャリアも積んでいる。レオナルド氏は、古巣のミランで新たな役職に就き、意欲を見せた。
「ミランには私よりもずっと重要な選手や幹部がいたはずだ。私はバロンドール受賞者でもないし、ミランの歴史を象徴する人物でもない。私が選ばれたのは、ビジネス上の理由だろう。チームの目標を実現するために私を選んでくれて嬉しい。まだ分からないことはたくさんあるし、スタートしたばかりで時間はかかると思う」
「9年ぶりに戻って来て、そのときからずっと会っていなかった人たちにも会えた。それだけでもやって来たかいがあった。ミランの伝統には圧倒されている。戻って来て私の人生は変わるだろう。皆が望んでいる場所へミランを導きたい」
レオナルド氏は、2009-2010シーズンにミランの指揮を執ったが、翌シーズンにライバルクラブであるインテルの監督に就任したことで、サポーターを敵に回し、“裏切り者”と呼ばれた。「サポーターの気持ちは理解できるし、尊重したい。おそらく一緒に素晴らしい時間を過ごしたからだろう」と理解を示した。
セリエAでは、ユヴェントスが7年連続優勝を果たしているが、さらに今夏、世界最高峰のFWクリスティアーノ・ロナウドが加わった。
「私が去ってからユヴェントスがずっと優勝するようになったね(笑)。彼らは今、最高の時間を過ごしているが、チャンピオンズリーグを目標にさらに補強を進めている。他にもインテルやナポリのように成長しているチームがある。ローマも安定しているし、ラツィオも素晴らしいシーズンだった。セリエAは競争力があり、非常に難しいと思う。エリートの一団に復帰できるよう、最善を尽くしたい」
■ガットゥーゾの指揮官続投を明言
現在、元チェルシーのアントニオ・コンテ監督がフリーになっており、ミラン指揮官の交代がうわさされた。だがレオナルド氏は、ジェンナーロ・ガットゥーゾの続投を明言している。
「私の見解がクラブの見解になる。ガットゥーゾに関しては、最初に続投が決まった。これには疑いの余地がなかった。重要な監督がフリーであれば、こういったことが起こるのは普通だ。だが誰もコンテと話しをしていない。ガットゥーゾは監督として成長しているし、ミランを象徴する人物だ」
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