レアル・マドリーは、パリ・サンジェルマン(パリSG)に所属するブラジル代表FWネイマールの獲得に向けて状況を注視しているようだ。スペイン紙『マルカ』などが報じている。
レアル・マドリーは今夏、クラブのエースでレジェンドでもあるクリスティアーノ・ロナウドをユヴェントスに売却。得点源を失ったことで新たなストライカーが求められているが、ここまで補強は成立していない。先日にはUEFAスーパーカップでアトレティコ・マドリーに敗れたこともあって、ジュレン・ロペテギ監督率いるチームへの風当たりは強まりつつある。
報道によれば、レアル・マドリーは3億ユーロ(約379億円)程度の補強資金を蓄えているもよう。しかし、その資金を市場に投入していないのは、ネイマール獲得に使用するためだとみられている。レアル・マドリーのフロレンティーノ・ペレス会長は、欧州サッカー連盟(UEFA)がファイナンシャル・フェアプレーに関して、抵触が懸念されているパリSGに対してどのような決定を下すか待っているようだ。
仮にパリSGがUEFAからFFPの違反による処分を科された場合、ネイマールを売却する必要が生じる可能性がある。ペレス会長は、虎視眈々とその機会をうかがっているようだ。
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