レアル・マドリーのジュレン・ロペテギ監督は、今夏の移籍市場で少なくともストライカーを獲得することを求めている様子だ。スペイン『マルカ』が報じている。
ロペテギ監督は、今季のチームにはセンターバック、ボランチ、ストライカーが不足していると感じており、最低でもストライカーの獲得を求めているという。そのほかのポジション、例えばMFマテオ・コバチッチが去ったボランチについては、現状の陣容でなんとかやり繰りしていくことができると考えているようだ。
ただしストライカーの獲得も、現在のレアル・マドリーにとっては容易なことではないという。
レアル・マドリーは補強資金として3億ユーロを蓄えているとされるが、その大部分をパリ・サンジェルマン(PSG)FWネイマール獲得に充てるものとみられる。スペインの首都クラブはPSGがFFPに抵触していると判断されれば今夏、そうでなければ来夏にネイマールの獲得に動く考えで、そのためストライカー獲得に踏み切れない状況のようだ。
レアル・マドリーのストライカー獲得候補には、自クラブの下部組織出身であるリヨンFWマリアーノ、バレンシアFWロドリゴなどが挙げられている。しかしながら両選手の獲得コストは、レアル・マドリーが支払うことをためらう額であり、ロペテギ監督の要求を満たすには至っていないようだ。
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