26日のリーガ・エスパニョーラ第6節、レアル・マドリーは敵地サンチェス・ピスフアンでのセビージャ戦を0−3で落とした。
過去3シーズンでは全敗しているピスフアンという舞台に加えて、昨季に逆転で土をつけられた前ジローナ指揮官のマチン監督が相手……。レアル・マドリーにとってはまさに、最悪の組み合わせとの対戦である。ロペテギ監督はマドリーダービーを控えている状況ではあるが、GKクルトワ、DFナチョ、ヴァラン、セルヒオ・ラモス、マルセロ、MFモドリッチ、カセミロ、クロース、FWベイル、ベンゼマ、アセンシオとほぼベストメンバーを揃えて、いつもの4−3−3を使用。さらにヴィニシウスをベンチに座らせている。
リーガ最高との呼び声高いクラブ創立100周年記念イムノが歌われ、凄まじい熱狂が生み出されるピスフアンと、3バックをアイデンティティーとするマチン監が督率いるチームは、前半からマドリーを圧倒。ヘスス・ナバス&アラナのウィングバックの攻め上がりがナチョ&マルセロの対応を強要して、マドリーの中央の守備はどうしても手薄になった。そして17分、セビージャが必然とも言える先制点を記録。カセミロのパスミスから速攻を仕掛け、ヘスス・ナバスのグラウンダーのクロスをフリーのアンドレ・シウヴァが押し込んだ。
セビージャの勢いは衰えることなく、21分に追加点を獲得する。レアル・マドリーのCKからのカウンター、ペナルティーエリア内に入り込んだヘスス・ナバスのシュートはクルトワに弾かれるものの、そのこぼれ球からまたもA・シウヴァがネットを揺らした。マチン監督のチームはさらに39分、CKの流れから今度はベン・イェデルがシュートを決め、3点差として試合を折り返す。マドリーはセビージャの3〜5バックを攻略する術を、まったく見つけることができなかった。
後半に入るとマドリーが逆襲を開始。モドリッチを中心としてセビージャを攻め立てたが、しかしこのクロアチア代表MFは決定機を決め切ることができない。ロペテギ監督は59分、ナチョとベンゼマを下げてルーカス・バスケス、マリアーノを投入。直後にはカウンターからベイルが最終ラインを突破するが、シュートはGKバシリクに止められた。
71分、ロペテギ監督はモドリッチをセバジョスに代えて交代枠を使い切る。だがしかし、その直後にはマルセロがふくらはぎを痛めてプレー続行不可能となり、10人での戦いを強いられることに……。数的にも不利となったマドリーは思うように攻撃を仕掛けられず、セビージャのカウンターにも手を焼き続けた。結局、一矢を報いることもできないまま試合終了のホイッスルが吹かれ、苦手とするピスフアン、マチン監督を相手に今季のリーガ初黒星を喫している。
リーガここ3戦の成績が1勝1分け1敗と低調のマドリーは、同日にレガネスに敗れた首位バルセロナを抜かすことができず。バルセロナとは勝ち点13で並んだままで、3位アトレティコ・マドリーに勝ち点2差に迫られている。
■試合結果
セビージャ 3-0 レアル・マドリー
■得点者
セビージャ:アンドレ・シウヴァ(17分、21分)、ベン・イェデル(39分)
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