レアルが熱視線のクルトゥワ、去就は「W杯までに」…チェルシーへの忠誠も

チェルシーGKのティボー・クルトゥワは、ワールドカップ開幕前には行き先を決める方針のようだ。

チェルシーGKティボー・クルトゥワが、『Sporza』のインタビューで自身の去就についてコメントを残した。ベルギー代表の守護神は、ロシア・ワールドカップ開幕前には行き先を決める方針のようだ。

インタビュー内でクルトゥワは、6月に迫ったW杯開幕までに所属クラブについて決断を下すと明言。雑念を排除し、4年に1度のビッグトーナメントに集中したい考えを示した。

「W杯が始まるまでには去就を決定したいね。自分の考えを明確にして、プレー以外のことに気を取られたくないんだ」

また、今季プレミアリーグで5位と苦戦するチェルシーとの契約を満了したい考えも明かしている。

「チェルシーでプレーすることに誇りを感じているし、成功したい。残りの契約は1年だけど、居心地の良さも感じているよ。シーズン終了後には、落ち着いて将来について話し合う。来年もまたここでプレーしたいね」

クルトゥワは2011年にヘンクからチェルシーに加入し、同シーズンから3年間アトレティコ・マドリーに期限付きで移籍をしていた。2014年に「スタンフォード・ブリッジ」に帰還してからは、ここまで147試合に出場している。

25歳のベルギー代表GKには、以前からレアル・マドリーが熱視線を送っており、本人も「僕の心は家族が住んでいるマドリードにある」と打ち明けるなど、レアル行きを示唆する発言をしていた。

これに対してチェルシーは、ゴールキーパー史上最高額の契約を用意してクルトゥワを引き止めると言われているが、25歳の守護神の将来はどこにあるのだろうか。