サンフレッチェ広島は16日に行われたJリーグYBCルヴァンカップ グループステージ最終節で浦和レッズに0-1で敗れ、無念の敗退が決定した。城福浩監督は「本当に悔しい」と唇を噛みしめた。
勝利が突破の絶対条件であった広島は、前半序盤から試合の主導権を浦和に握られ、得意の形を作ることができない。後半から温存していたパトリック、さらに柏好文を投入するなど攻撃的な姿勢を見せたが、イージーなミスからボールを奪取され、先制点を許してしまう。その後の必死の反撃も実らず。絶好調のリーグとは裏腹にルヴァンカップでは早々と敗退が決定してしまった。
「ゲームは最後の90分のなかで勝ち点3を取れればいいというふうに思っていた」と明かす城福監督は、前半の戦いぶりを「よく辛抱して決定的なシーンは作らせなかった」と評価した。しかし「痛恨の一撃を食らってしまった。それで相手の守備の集中が増してしまった。ルヴァンで2勝したにも関わらず、その後勝てなかった。ましてや前節は、2-0から3点取られたり。そういうところも含めてこの敗戦のみならず本当に悔しい」と振り返った。
リーグでは独走状態を築きつつあるなかでのルヴァンカップ敗退。ルヴァンカップでは割り切って若手を重用する采配を見せ、チーム内で競争をもたらした。その競争が好循環となり、リーグの好調へとつながっていた。
その機会を失ったことは、チームの競争意識を植え付けるという点では痛手ではあるが、層がより分厚くなっているのは目に見える成果でもある。指揮官は下を向くことなく、この悔しさをバネに前へ進んでいくべきであると強調する。
「あと二つ大会がある。これを二つとも獲りにいくつもりでやりたい」と、リーグ戦と天皇杯のタイトルを狙いに行くことを目標に掲げていた。
広島は次戦、20日に5位セレッソ大阪とのホームゲームに臨む。
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