今季よりリーズ・ユナイテッドを率いるマルセロ・ビエルサ監督が、愛称“エル・ロコ(狂人)”にふさわしい振る舞いを早速見せたようだ。イギリス『ガーディアン』が報じている。
その戦術マニアぶり、さらには奇行ぶりで知られているビエルサ監督だが、イングランドでもそうした“エル・ロコ”らしい指導を行った模様だ。
『ガーディアン』によれば、ビエルサ監督は選手たちに対して、3時間にわたってリーズ練習場の観客スタンドを清掃するよう命じた。その目的は、リーズファンがチームに対して注ぐ愛情や情熱を、選手たちに理解させることにあったという。
なおビエルサ監督就任の効果は、ピッチ上でも表れている様子。MF井手口陽介も在籍するリーズだが、今夏に臨んだ親善試合6試合の平均走行距離は昨季リーグ戦の全試合と比較して明らかに長くなっており、選手たちはアルゼンチン指揮官の下で懸命に汗を流しているようだ。
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