ローマのダニエレ・デ・ロッシは、リヴァプールのDFトレント・アレクサンダー=アーノルドが手でシュートを止めた場面を目にしたと話した。
2日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)準決勝セカンドレグでローマはホームでリヴァプールと対戦。リヴァプールに先制点を許したローマはすぐにオウンゴールで追いつくも、その後勝ち越されて1-2で前半を折り返す。すると後半にエディン・ジェコとラジャ・ナインゴランが得点し、4-2で勝利。しかし、初戦に2-5で敗れたことが響き、2試合合計6-7で決勝進出を逃した。
試合後、デ・ロッシは「ハンドの場面をはっきりと目にした。その後のコーナーの場面でジェコに尋ねたが、彼は見ていないと言っていたから黙っていた」と63分のアレクサンダー=アーノルドがステファン・エル・シャーラウィのシュートを手で止めた場面について言及した。
「僕はあの場面を見たが、60000人ものスタジアムで僕だけが目撃していたのなら、レフェリーだってあの場面を見るのは簡単ではないはずだ。それに僕たちにも有利な判定があったように思った。でも、全てが180分を通しての結果につながった」
また、ハンドによりPKを獲得していれば試合の分岐点になり得たかもしれないと話したデ・ロッシだが、最後まで戦い抜いたチームを称賛。
「ファーストレグを落とし、この試合で失点を重ねても、僕たちは諦めず、取り返そうと立ち向かった。僕はチームメイトを誇りに思うし、彼らに感謝を伝えたい」
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