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リネカー氏、因縁のドイツ早期敗退に皮肉「ドイツは常に勝つ…でもそれは過去の話」

ロシア・ワールドカップのグループF第3節、ドイツは韓国相手に0-2で敗れ、グループリーグでの早期敗退を喫した。前回王者の早期敗退にドイツ人選手もショックを隠せないようだ。

この試合に出場したドイツ代表DFのマッツ・フンメルスは試合後、自身のSNSで「すまない……」とだけ発信。失意のどん底にいるようだ。

また、前大会まで長らくドイツの10番を背負い、現在はヴィッセル神戸でプレーするルーカス・ポドルスキもSNSで「これは現実に起こっていることなのか」と、ドイツの早期敗退に絶句の様子だった。

その一方、元イングランド代表のサッカー解説者ガリー・リネカー氏が、自身と因縁深いドイツの早期敗退に、独自の見解を示している。リネカー氏は『Twitter』で「サッカーはとてもシンプルなゲームだ。22人の選手が90分間にわたってボールを追うスポーツ。そして、ドイツは最後に勝つとは限らない……以前の定説はあくまで過去の話だね」と皮肉交じりにドイツの敗退について言及している。

この言葉は、1990年のイタリア・ワールドカップ準決勝で、西ドイツ(当時)に延長&PK戦の末敗れたイングランド代表FWリネカー本人が「サッカーはとてもシンプルなゲームだ。22人の選手が90分間にわたってボールを追うスポーツ。そして常にドイツは最後に勝つ」と語ったフレーズが元ネタ。これまでイングランドとドイツは長らく因縁の深い間柄だっただけに、リネカー氏も天敵のグループリーグ敗退に思うところがあるようだ。

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