ラツィオの指揮官シモーネ・インザーギは、29日のセリエA第35節トリノ戦終了後、イタリアメディア『メディアセット・プレミアム』のインタビューに応じ、勝利を喜ぶ一方、負傷したエースFWチーロ・インモービレの状態について語った。
ローマやインテルとチャンピオンズリーグ(CL)出場枠を巡って争うラツィオは29日、イタリア代表FWアンドレア・ベロッティを擁する難敵トリノをアウェーながら、1-0で下した。同じく勝利したローマとは70ポイントで並ぶが、イタリアダービーでユヴェントスに敗れたインテルとの差を4ポイントに広げ、4位以内に権利が与えられるCL出場へ一歩近づいた。しかしインザーギは気を引き締めた。
「現在、4ポイントをリードしているが、リーグ戦の残り試合でまだ9ポイント分ある。3試合あるし、苦難が待ち受けているだろうから、自分たちだけに集中しなければならない」
ラツィオはこの試合で、インモービレおよびルーマニア人DFシュテファン・ラドゥを大腿二頭筋の負傷により失った。指揮官はイタリア代表FWの復帰が間に合わない可能性を危惧している。
「近日中にインモービレとラドゥの検査が行われる。インモービレは今シーズン終了と考えて良いか? 私もそんな予感がするが、まだ信じたい。彼はチームにとって非常に重要な選手であり、皆に手を貸してくれることができるよう願っている。ラドゥについても同じだ」
なお指揮官は『スカイスポーツ』に対し、「2人とも肉離れが疑われている」と明かしているが、14分にピッチを去ったインモービレは、ベンチで涙を流すなど特に状態が心配される。今シーズン、リーグ戦で29ゴールを挙げ、得点王争いでトップに立つインモービレだが、2位につけるインテルのFWマウロ・イカルディとの差はわずか2ゴールとなっている。今回の離脱はイタリア代表FWにとって大きな痛手となりそうだ。
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