ラツィオに所属するイタリア代表FWチーロ・インモービレが、1シーズンにおけるクラブ史上最多得点数記録を更新した。1日、『Goal』の取材により明らかになった。
インモビーレは31日、セリエA第30節ラツィオ対ベネヴェント戦(6-2)に先発出場。19分に先制点をマークすると、68分にも追加点を決めてドッピエッタ(1試合2得点)を達成した。これで今シーズンの公式戦ゴール数は「36」となり、1973-74シーズンにジョルジョ・キナーリャ氏が保持していたラツィオにおけるシーズン最多得点数である「34」を44年ぶりに塗り替えた。
ラツィオでの2年目となる今シーズン、イタリア代表FWはリーグ戦で26ゴール、ヨーロッパリーグ(EL)で6ゴール、コッパ・イタリアとイタリア・スーパーカップでそれぞれ2得点ずつ挙げるなど、最高のシーズンを過ごしている。ロシア・ワールドカップ出場権は逃がしたものの、ラツィオでのチャンピオンズリーグ(CL)出場権のほか、セリエA得点王やヨーロッパ・ゴールデンシューの獲得を目指す。
なお現在、ゴールデンシュー争いでは、今シーズンにローマからリヴァプールへ移籍したFWモハメド・サラーが29ゴールを挙げ、58ポイントで首位に立つが、元ドルトムントFWも26ゴールで52ポイントを獲得。バルセロナのFWリオネル・メッシやバイエルン・ミュンヘンのFWロベルト・レヴァンドフスキと並び、2位につけている。
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