ユーロ2024のホスト国はドイツに決定…投票でメジャー大会開催実績なしのトルコを下す

2006年W杯以来となるメジャートーナメントの開催が決まった。

欧州サッカー連盟（UEFA）は、ドイツがユーロ2024の開催国になることを発表した。

ユーロ2024年大会の開催地を決める投票が27日にスイスのニヨンで行われ、ドイツが最終候補に残っていたトルコを下した。ドイツは西ドイツ時代にユーロ1988と1974年のワールドカップを、2006年にはドイツとしてワールドカップを開催。これで4度目のメジャートーナメントのホスト国となる。

また、大会会場となる10都市は既に決まっており、バイエルン・ミュンヘンのアリアンツ・アレーナ、ベルリンのオリンピアシュタディオンをはじめ、ドルトムントやゲルゼンキルヒェン、シュツットガルト、ハンブルク、デュッセルドルフ、ケルン、ライプツィヒ、フランクフルトで開催される。

一方、これまでにメジャー大会の開催実績がなく、現在経済危機も取りざたされているトルコは、2008年大会、2012年大会、2016年大会の開催国に立候補するも敗れており、4度目の挑戦も涙をのむ結果になってしまった。

なお、2024年大会は従来通りに1つの国で大会を主催するものの、2020年大会は欧州全域の12都市で開催される。