ユヴェントス、7年連続34度目のスクデットがほぼ確実に…ナポリの奇跡は不可能か

セリエA第36節でユヴェントスが勝利し、ナポリが引き分けたことで、ユヴェントスがスクデットを逃がすことは、事実上不可能とみられる。

ユヴェントスの7年連続34度目のリーグ優勝がほぼ確実になったとして、イタリア紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』が6日、その理由を伝えている。

5日に行われたセリエA第36節で、首位ユヴェントスはホームでボローニャと対戦。3-1で快勝し、91ポイントに勝ち点を積み上げた。一方、2位のナポリは6日、ホームにトリノを迎えたが、過去にナポリ監督を務めた経験を持つワルテル・マッツァーリ率いるチームに手を焼き、2-2の引き分けに終わった。これによりナポリは85ポイントにとどまり、ユーヴェとの差は6ポイントに広がった。

今シーズン、残りあと2試合となり、奇跡が起きない限り、ユヴェントスの7年連続34度目のスクデットがほぼ確実視されている。もしユヴェントスが連敗かつナポリが連勝すれば、両チームとも91ポイントで並ぶことになる。しかし直接対決では全くのイーブン（両者ともアウェーで1-0で勝利）になっており、得失点差がカギとなる。

現在、ユヴェントスの得失点差は+61、ナポリは+45となっており、ユヴェントスが16点差で大幅にリードしている。このためナポリが奇跡の逆転優勝を果たすには、ユヴェントスが残るローマ戦およびヴェローナ戦において大量失点で負け、ナポリがサンプドリア戦およびクロトーネ戦で大量点を奪って勝利する必要がある。だが両クラブの得失点差は、「奇跡にしてもやや大きすぎる」と論じられており、「ユヴェントスが優勝を逃すことは事実上不可能」となっている。

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