今夏、レアル・マドリーからポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドを獲得するなど、注目されているユヴェントスだが、フランス代表MFポール・ポグバもイタリアに戻したいと考えているようだ。イギリス『デイリー・ミラー』が報じている。
セリエAで7連覇を達成したイタリア王者は、ポグバの代理人であるミノ・ライオラ氏と接触。2年前に8900万ポンド（当時レートで約118億円）でマンチェスター・ユナイテッドに売却したポグバに、再び興味を示していると告げたようだ。
もちろん、そのためにはマンチェスター・Uを説得する必要がある。加えて、すでにC・ロナウド獲得で9000万ポンド（約131億円）をつぎ込んでいる。そのため、現在所属するミラレム・ピアニッチ、ゴンザロ・イグアイン、ダニエレ・ルガーニ、マッティア・カルダラといったスター選手の売却益を含め、2億ポンド（約291億円）の資金を調達して、マンチェスター・Uの決意を揺るがそうとしている。
マンチェスター・Uに所属していたポグバは2012年、アレックス・ファーガソン監督（当時）のメガネに合わず、ユヴェントスに移籍。ユーヴェには4年間在籍して、4度のリーグ優勝、2度のコッパ・イタリア制覇を達成。チャンピオンズリーグでも2014-15の準優勝に貢献した。
ライオラ氏とは今年1月に接触し、ポグバの再獲得を検討していたが、実現したのはC・ロナウドの獲得だった。そしてC・ロナウドを獲得した今、ユヴェントスはトップクラスの選手を売り払ってでも、ポグバを再獲得しようとしている。
なお、マンチェスター・Cはピアニッチに興味を示しているようだが、ボスニア・ヘルツェゴビナ代表MFに9000万ポンドの価値はないとの評価を明らかにしている。一方、チェルシーは、イグアインに5300万ポンド（約77億円）、ルガーニに4000万ポンド（約58億円）を支払う用意があるとされている。
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