ナポリやフィオレンティーナなどの指揮官を務め、イタリアを舞台に活躍したエミリアーノ・モンドニコ氏が29日、ガンとの7年間にわたる闘病生活の末、71歳で亡くなった。イタリア複数メディアが報じている。
モンドニコ氏は現役時代、地元のクレモネーゼでキャリアをスタート。のちにトリノやアタランタでもプレーした。引退後は古巣のクレモネーゼで監督に転身。ナポリやフィオレンティーナ、トリノ、アタランタ、ノヴァーラなどイタリア国内のクラブで30年以上にわたりキャリアを築いた。フィオレンティーナ時代の2004年には、元日本代表の中田英寿氏を指導。キャリアで最後のクラブとなったノヴァーラでは、2012年に1カ月ほど森本貴幸を指導した経験を持つ。
監督業を退いたのちは、テレビのコメンテーターとしても活躍。的確な試合分析により尊敬される解説者の1人だった。また現役時代のエピソードとして、クレモネーゼ在籍時、ミラノで行われたローリングストーンズのコンサートに駆けつけるため、意図的に累積停止処分を受けたことで知られる。
選手やファンに深く愛されたモンドニコ氏だが、7年前からガンを患っており、腎臓や腸の摘出手術を受けるなど、長い闘病生活が続いていた。9日には71歳の誕生日を迎えたばかりだったが、29日に息を引き取った。『Ansa』によれば、葬儀は31日、故郷のリヴォルタ・ダッダで執り行われる。
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