ロシア・ワールドカップは15日にモスクワで決勝戦が行われ、フランスが4-2でクロアチアを下し、20年ぶりの優勝を飾った。イタリア紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』などメディア各紙がフランスの栄光を伝えている。
15日に行われたW杯決勝で、フランスはクロアチアと対戦。オウンゴールで先制したフランスは、一時は同点にされるも、アントワーヌ・グリーズマン、ポール・ポグバ、キリアン・ムバッペが得点を挙げて4-2でクロアチアを下し、20年ぶり2回目の優勝を飾った。
『ガゼッタ』は、「フランス対クロアチアは4-2、W杯トロフィーはパリへ」との見出しで報じた。フランスの小説家アレクサンドル・デュマの代表作『ダルタニャン物語』シリーズの第1部『三銃士』および第2部『二十年後』に触れ、「若者たちが世界を制した。三銃士たちと同じように20年後に」と綴った。またロシア遠征に失敗した英雄ナポレオンを引用し、「モスクワを制覇し、ナポレオンを超えた」と称えた。また「彼らは二つ目のトロフィーを手にしたが、これは序章に過ぎないかもしれない」と続け、19歳のムバッペらを代表とする若きレ・ブルーの今後の活躍を予想した。
■デシャンの“フランス革命”
『スカイスポーツ』は、「2018年ロシアW杯、(ディディエ)デシャンのリベンジ」のタイトルをつけ、指揮官デシャンの手腕を称えた。2年前に行われたユーロ2016フランス大会では、決勝でFWクリスティアーノ・ロナウド擁するポルトガルに敗れ、準優勝に甘んじた。デシャンが、あれから14人もの選手を入れ替え、「フレッシュで技術レベルの高いチーム」へと切り替え、「“フランス革命”を敢行」したことが指摘されている。その結果、「守備陣では、両サイドで22歳の(バンジャマン)パヴァールと(リュカ)エルナンデスが躍動し、中央では25歳以下の(サムエル)ウムティティと(ラファエル)ヴァランが安定したパフォーマンスを見せた」と綴っている。
またデシャンは、20年前の1998年フランス大会において選手としても優勝を経験しており、ドイツ人のフランツ・ベッケンバウアー氏やブラジルのマリオ・ザガロ氏に次ぐ、史上3人目の快挙であることも紹介されている。

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