モウリーニョ、3失点完敗に納得できず「戦術的な視点で見れば負けていない」

マンチェスター・ユナイテッドのジョゼ・モウリーニョ監督はトッテナム戦の敗戦後、試合を振り返っている。

前節ブライトンに敗れた中、本拠地オールド・トラッフォードにトッテナムを迎えたマンチェスター・U。前半こそビッグチャンスを作ったものの、50分と52分に立て続けに失点。さらに終盤にはダメ押しの3点目を奪われ、“夢の劇場”で3失点完敗を喫した。

試合後、英『スカイスポーツ』のインタビューに応じたモウリーニョ監督は、結果は満足できるものではないと語っている。

「今週の仕事は素晴らしかった。準備も上手くいった。トレーニングも上手くいった。選手たちの姿勢は素晴らしかった」

「ハーフタイムの時点では、結果は2-0、2-1、3-0となるべきだった。だが試合の何かが少し変わり、そしてトッテナムが2点をリードした。1つのゴールが試合の方向を変えると、誰もが感じただろう。3点目が試合を殺した」

また、サポーターの反応に感謝も述べている。

「1週間働き続け、戦術的な視点で見れば負けていなかった。しかし、試合に敗れた」

「だが、我々のファンは新聞を読まず、テレビも見ない。ファンは全員それ以上に知的だ。彼らは驚くべき答えを出してくれた。ホームで敗れた後、（今日のような）ファンのリアクションは普通ではない」

これで2試合続けて3失点を喫し、連敗となったマンチェスター・U。開幕前から補強が上手く進まないなど、モウリーニョ監督にとっては苦しいシーズン序盤戦となっている。