28日のリーガ・エスパニョーラ第10節、バルセロナは本拠地カンプ・ノウで、レアル・マドリーとのクラシコに臨む。前日会見に出席したエルネスト・バルベルデ監督は、FWリオネル・メッシ、FWクリスティアーノ・ロナウドが不在のクラシコでも、これまでと何ら変わらない熱狂が生み出されることを断言した。
今夏にC・ロナウドがレアル・マドリーを去り、メッシが右ひじ骨折で欠場と、フットボールシーンを代表する2選手を欠いた今回のクラシコ。しかしバルベルデ監督は、伝統の一戦が伝統の一戦であることを強調する。
同指揮官はバルセロナからレアル・マドリーへと“禁断の移籍”を果たしたルイス・フィーゴ氏に対して、バルセロナファンが豚の頭をピッチに投げ込んだことを引き合いに出しながら、クラシコが熱狂に包まれる試合であることを説いている。
「クリスティアーノとメッシがいないからといって、クラシコがクラシコ以下になることはない。彼らが登場する以前にも緊張や、素晴らしい選手たち、ライバル関係が存在していた。だって、子豚の丸焼きが空を飛んでいたんだよ……」
また、ここ6試合の成績が1勝1分け4敗と不調に陥り、ジュレン・ロペテギ監督解任の可能性が報じられるレアル・マドリーについては、次のように述べている。
「マドリーはときに輝かしいプレーを見せていた。手にしている結果こそ良くはないが、しかし重要な選手たちがいなくても逆境を越えるだけの根拠を有するチームだ。誰もが前を向かなくてはならない。私たちにも、レオを欠くという逆境が襲ってきたわけだしね」
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