ミラン、辛くもドローでCL出場権遠のく…リーグ戦3試合未勝利に／セリエA第31節

セリエAは8日に第31節が行われ、ミランはサッスオーロと1－1で引き分けた。

ユヴェントス、インテルとの連戦を1分1敗で終えたミラン。逆転でのチャンピオンズリーグ（CL）出場権獲得へ向け、負けられないホームでの1戦となった。

しかし、開始6分でロマニョーリを失うと、残留争い中のサッスオーロ相手になかなかゴールを奪えず。すると75分、DFラインの裏に抜け出したポリターノが1トラップから強烈なシュートでネットを揺らし、サッスオーロが先手を取る。

それでも、ミランは諦めなかった。「サンシーロ」では席を離れる観客も増えてきた中、85分にカリニッチがエリア内で1トラップからすぐさま反転シュート。豪快なゴールがバーを叩いてネットに吸い込まれた。

背番号7の今季5ゴール目で同点に追いついたミランは、終盤に猛攻を仕掛ける。何度もチャンスは作り、ボネベントゥーラが強烈なミドルを放ったが、GKコンシーリがスーパーセーブ。最後まで逆転弾は奪えず。リーグ戦3試合未勝利となった。

インテルが敗れたため、5位との差を縮めるチャンスだったミランだったが、勝ち点の上積みは1止まり。CL圏内の4位ローマとは7ポイント差となっている。次節は2位ナポリと対戦するが、この試合で警告を受けたキャプテンのDFレオナルド・ボヌッチを、累積警による出場停止で欠いて臨むことになる。