ミランのジェンナーロ・ガットゥーゾ監督は、新契約によりの年俸200万ユーロ（約2.6億円）を手にするようだ。イタリア紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』が6日、報じている。
ガットゥーゾは昨年11月、成績不振を理由に解任されたヴィンチェンツォ・モンテッラ監督の後任としてプリマヴェーラからトップチームの指揮官に昇格。一時は11位に低迷していたチームを立て直すと、ヨーロッパリーグ出場圏内まで浮上させることに成功し、2021年までの新契約を勝ち取った。
ミランはガットゥーゾによる長期政権を望んでおり、その期待が金額面にも表れている。これまでは、プリマヴェーラを指揮していた頃と変わらず年俸12万ユーロ（約1600万円）を受け取っていたが、一挙に200万ユーロにまで増額。報酬は約16倍にアップした。さらにボーナスも加算される。
「大好きなクラブであり、非常に光栄だ。伝統あるミランを以前のようなクラブに相応しい場所へ戻せるよう願っている」と新契約を喜ぶミランの闘将だが、チャンピオンズリーグ出場またはスクデット獲得を目指す上で、戦力面でのサポートをクラブに求めている。
ミランは現在、トリノFWアンドレア・ベロッティに関心を寄せているという。今季フィジカルトラブルにより満足の行く活躍を見せれていない24歳FWだが、『コリエレ・デロ・スポルト』によると、トリノは国外クラブ限定ながらも設定されていた違約金1億ユーロ（約130億円）の値下げに応じる可能性もあり、6000～7000万ユーロ（約79～92億円）ほどで獲得できるとしている。
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