ユナイテッドOBスタム氏が望む新指揮官は？「ポチェッティーノがベスト」

元マンチェスター・ユナイテッドDFはクラブが来夏にトッテナム指揮官の招聘に動くべきだと話した。

元マンチェスター・ユナイテッドのヤープ・スタム氏は、古巣の次期指揮官にトッテナムのマウリシオ・ポチェッティーノ監督を推した。

今シーズンの成績不振を理由に、マンチェスター・Uは18日にジョゼ・モウリーニョ前監督の解任を発表。そして翌19日、今シーズン終了までの契約でクラブOBのオーレ・グンナー・スールシャール氏を招へいすることが決まった。

来シーズン以降の新指揮官については現在未定で、ジネディーヌ・ジダン氏やローラン・ブラン氏といった名前が挙がる中、イギリス『スカイスポーツ』の番組でスタム氏はポチェッティーノ監督がマンチェスター・Uの新指揮官に最適な人材だと強調した。

「彼がベストの候補だ。サウサンプトンとトッテナムを率いた彼にはイギリスでの豊富な経験がある。チームを上手く作り、魅力的なフットボールを展開し、ディフェンスから得点を目指すプレーをして試合に勝つことを得意とする。ただし、あくまでの私の考えだ」

「彼らは彼を迎え入れることができると思う。スパーズでは移籍市場に投じることのできる資金についてあまり話し合いをできていないと思うが、ユナイテッドでは彼が望むように毎年投資して、チームを強化できる。彼らにはそうできるだけの財力がある。彼にとってこれは大きなステップアップになるはずだ」

また、スタム氏は元チームメイトで、この度マンチェスター・Uの暫定監督に就任したスールシャール氏についても「彼は攻撃的なフットボールを望んでいると思うし、若手の選手たちにもチャンスや彼らに必要なものを与えることができるはずだ」と話し、古巣での成功を確信しているようだ。